おいしいコラム

ベルギーワッフルには2つの種類があることをご存知ですか?
ひとつは香り控えめでカフェでお皿に乗って出てくることが多いフワフワした長方形のブリュッセルワッフル。
もうひとつは、甘い香りが特徴で食べ応えのある円形のリエージュワッフルです。
ベルギーっ子達が、焼き立てをそのまま手に持って、街の至る所でほおばっているのは、このリエージュワッフルなのです。
ミスターワッフルはそんなリエージュワッフルの専門店。
「外はカリッと中はしっとり」とした食感をお楽しみいただけるよう、原材料にもこだわっています。
ワッフルが一番おいしいのは、焼いた直後ではなく、数分置いたタイミング。
“外はカリッと、中はしっとり”のワッフルを召し上がっていただけます。
そんな焼き立てに近いワッフルをご自宅でも味わっていただくために、ミスターワッフルではオーブントースターで温め直すことをお奨めしています。
コーティング状のチョコレートだと、ワッフルの表面で溶けてしまうので、食べにくくなってしまうのです。
ミスターワッフルが、1997年の開店当初から、チョコチップにこだわり続けている理由は、みなさまにワッフルをベストな状態で召し上がっていただくためだったのです。
ベルギー修行当時は、リエージュの安宿のロビーで、いつもフランス語の辞書とレシピ本とのにらめっこ。
友人たちに飲みに誘われてもワッフルの勉強ばかりして断っていたら、
ある日、同室の欧州人に声をかけられました。「Hi, how’s going? Mr.waffle!」
その日から、私についたあだ名は「ミスターワッフル」。
それまでは、「日本にお店をオープンするなら、かっこよくて小難しい店名を」と考えていましたが、私の想いを伝えるには、その名前そのものが一番だと思うようになりました。
ミスターワッフルのワッフルを焼く機械は、本場ベルギーで職人さんに鉄板から作ってもらっているオリジナルで、凸凹とした蜂の巣のような格子模様をしています。もともとドイツ語で蜂蜜がいっぱい詰まった蜂の巣を「wafel」と呼んでいました。
15世紀に凸凹の鉄板で焼かれていたお菓子がよく似ていることから、そう名付けられ、英語の「waffle」として日本に伝えられました。実はウエハースも同じ語源なのです。
ヨーロッパでそんな歴史のあるワッフルが、日本でもスイーツの定番としてみなさまに笑顔でほおばってもらえるよう、世界で一番おいしいワッフルを焼き続けていきたいです。
ベルギーでは小学校や幼稚園の前に、ワッフルを売っているバン(車)がよく止まっています。子どもたちはもちろん、お父さんやお母さんも一緒にほおばっています。
小腹がすいた時の日常的な「おやつごはん」になっているのですね。
そんな定番だからか、ケーキ屋さんだけではなく、お肉屋さんの片隅にもしっかりワッフルが売られていて、これがまたおいしいのです!
しっとりしているのにしっかりした歯ごたえ。
そんな日常に溶け込んだワッフルを見つけ出すのもおもしろいですよ♪
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