いろんな笑顔があります。
大好きな彼に会ったときの笑顔。
お気に入りの服を見つけたときの笑顔。
気の合う仲間や家族と思いっきり笑ったときの笑顔。
そして、甘いものを食べたときの「笑顔」。
幼い頃から人の笑顔が好きで、周りを笑わせることばかり考えてきた自分を
最高に幸せな気分にさせてくれた笑顔、それは学生時代に訪れたベルギーで
見かけた焼きたてのワッフルをほおばる少年と、それをひと口分けてもらった
彼のおばあちゃんのものでした。
冬の寒い日にベルギー・リェージュの美しい中世的な街角で、
卵とバターの香りがふわっと広がる焼き立てのワッフルを
食べるとうれしそうな二人の笑顔を、今でもはっきりと思い出すことができます。
クオリティの高いチョコレートで知られるベルギー。
そのベルギー人がチョコレートと並んで愛してやまないスイーツ。
それがベルギーワッフルです。ベルギーワッフルには2種類あって、
ひとつは香り控えめでフワフワした長方形のブッリュッセルワッフル、
もうひとつは甘い香りが特徴的で食べ応えのある円形のリェージュシュガーワッフル。
リェージュシュガーワッフルは焼き立てをペーパーに
包んで手渡してくれることがほとんどです。
少年とおばあちゃんが食べていたのは、このリェージュシュガーワッフルでした。
どれほどのものかと二人に続いて僕もそのワッフルを食べてみた瞬間、
あまりの美味しさに頬がゆるみ、こんなスイーツが世の中にはあったのかと
目から鱗が落ちる思いでした。
その味を日本に届けようと、勤めていた会社を辞め、単身ベルギーに
渡ったのが1996年。ユースホステルに寝泊まりし、ワッフル屋を見つけては食べ、
見つけては食べる毎日。靴の底に穴があくまで石畳の街で食べ歩き、
3ヶ月で500個のワッフルを食べた自分についたあだ名は「ミスターワッフル」。
そこで出会った最も風味豊かなワッフルのお店でその手法を
しっかりと学ばせてもらい、帰国後日本の新鮮な素材を生かせるよう
アレンジした絶妙なバランスのレシピこそが、ミスターワッフルのオリジナルなのです。
一人でも多くの人を笑顔にしたい、ミスターワッフルのスタッフはその一心で
今日も店頭で一枚一枚、真心をこめて丁寧にワッフルを焼き続けています。
ミスターワッフル